8月21日(土)にNHK-BS 2で「MISIA 星空のライヴ 音楽と生物多様性」がOn Airされました。
番組では、2010年7月に行われた「MISIA 星空のライヴVI 2010 International Year of Biodiversity」大阪・舞洲野外特設会場での様子と、日本各地で生物多様性を考えてきた、これまでの取り組みを紹介。
2001年からSTARTした「星空のライヴ」シリーズ。満天の星の下、風の音や虫の声など、あらゆる命のざわめきを聞きながら、人々とつながり合うシリーズとして開催されてきました。
国際生物多様性年である2010年は、10月に愛知県名古屋市で生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)が開催されるなど、生物多様性について、世界中の人々の知識と経験を集めて考え、議論する、重要な年でもあります。
Child AFRICAなど、これまでの活動が認められ、国連事務総長から「COP10名誉大使」に任命されたMISIAは、音楽を通じて、生物多様性を伝え、考えていきます。
対馬、屋久島、黒姫高原、野付半島など、自然の恵み豊かな日本。南北に細長く、起伏に富むこの島国には、豊かな自然があります。国土の大半を森に覆われていたので、日本では昔から、里山のように、自然を上手に利用しながら生活してきました。しかし、開発によって多くの地で、豊かな生物多様性が失われています。
番組では、研究者やNGOスタッフなどによる生物多様性に関するコメントを交えながら、生物多様性とは何か、音楽や、視察の映像を通じて紹介しました。
終了後、みなさんから
「わかりやすかった」
「生物多様性についてイメージが湧いた」
「自分に何ができるか、考えたい」等、たくさんのコメントを頂きました。
番組では、紹介されませんでしたが、「星空のライヴ」会場では、来場された方に呼び掛け、生物多様性MY行動宣言・かざぐるまキャンペーンを実施。みなさんが「できること」を宣言した紙を使ったかざぐるまを作成、会場を飾りました。かざぐるまは今回の「星空のライヴ」で合計2741個集まりました。
ご協力いただいたみなさん、どうもありがとうございました。
映像では「音楽が森から生まれた」と語るC.W.ニコルさんのコメントが紹介されました。かざぐるまが捉える風の音、木々のざわめき、鳥の声、魚の跳ねる音。すべてが音楽の源です。
そして「音楽を通じて生物多様性を伝えたい」、というMISIAの想いを後押しするものでもありました。音楽や、ライヴという場を通じて生物多様性を伝え、一緒に考える。そんな素敵な番組となりました。
MISIA 星空のライヴ 音楽と生物多様性
8月21日(土)午後9:30~11:00
NHK-BS 2