2010年7月12日に対馬の目保呂(めぼろ)ダム馬事公園で誕生し、mudefで名前の募集をした対州馬・奏(かなで)。
対馬のみなさんの愛情を受け、元気いっぱいに育っています。
そんな奏の最近の様子が届きました!
めっきり大きくなって、奏は、最近母馬と離れ、独り立ちしました!
今は毎日放牧を楽しみながら、他の馬たちから馬としてのルールを教わっているのだとか。
対馬で迎えた初めての寒い冬も、冬毛をぬいぐるみの様にモコモコにして、元気に過ごしているそうです!
奏の成長記は、今後もSATOYAMA BASKETで紹介していきます!ぜひチェックしてみてくださいね!
(手前:奏。 馬同士のコミュニケーションも上手にとっています)
(右:奏。 母馬の「保呂ん」とお散歩)
■ 参考:対州馬とは
対馬(長崎県対馬市)を中心に飼育されてきた日本在来種の馬。体高約1.2メートルの小型で温厚な性格の対州馬は、大正時代には農耕馬として、農耕や木材・農作物・日用品等の運搬に活躍し、生活に欠かせない存在でした。
しかし、農機具の普及に伴い、かつて島内で約4000頭いた対州馬も減少。現在島内には28頭の対州馬が生息しています。
(写真提供:篠原由美恵)
■ ご案内:目保呂ダム馬事公園
対州馬の乗馬体験ができます(事前予約が必要です)。
・体験時間:10:00~16:30
・定休日:月曜日・木曜日 (祝祭日についてはお問い合わせください)
・料金:
- Aコース(曳き馬10分) 500円
- Bコース(30分騎乗) 1,000円
– Cコース(60分騎乗) 3,000円
– 外乗コース(トレッキング)2,000円
address: 長崎県対馬市上県町瀬田 目保呂ダム馬事公園
TEL: 0920-85-1113
ACCESS:
– 対馬空港から車で1時間10分
– 厳原港から車で1時間30分
– 比田勝港から車で50分